東北地方の太平洋側、関東の河川の中・下流の緩流域とそれに続く用水、浅い池沼の底層に生息しています。背びれの軟条数は11〜14、体高は低く、体長は体高の2.8〜3.6倍ほどです。標準体長は12cm、小型で大きくても15cm程度にしかなりません。名の通り、体色は金色です。わずかですが臆病で物陰に隠れることがあるので、隠れ家を作ってあげると良いです。
(※フナ類は見た目ではどの種か言い切れるものではなく、同定が困難なグループであるとも言えます。
国内でも見解が分かれておりますが、当店では日本産魚類検索全種の同定第三版に準じ、外見上の特徴と合わせて判断いたします。)
───えさ ※一例
沈下性ペレットタイプがお奨めです
───混泳
(同種)○
(他種)○温和な性格の淡水魚との混泳も問題ないでしょう。ただし口に入るサイズのエビや小魚は食べられることがありますので注意が必要です。
───飼育ポイント
・水面から飛び跳ねてしまうので、蓋などで防止してください。
・丈夫で飼育はそれほど難しくなく、初心者から愛好家まで、幅広くお奨めできる種類です。
・水槽内で誤ってぶつかったりすることのないよう障害物なども少なめにする方が無難でしょう。石をレイアウトする場合は丸みのあるものが良いです。
・食性は雑食で、何でも食べます。