ギバチは富山県、神奈川県以北の本州に分布しています。鱗がなくつるんとした体表で、胸鰭・背びれには棘があり、吻は全体的に丸みを帯びています。体色は、幼魚では透明感のある茶色に黄色のまだら模様が見られ、成魚では茶褐色、黒褐色と、成長とともに変化します。上流部の小川に生息していることが多く、年間を通して比較的低い水温で生活しています。また、ヒガシシマドジョウやアブラハヤ、ジュズカケハゼが同所で見られることがあります。自然界ではエビや小型の魚、水生昆虫などを食べています。
───えさ ※一例
・小エビ
・ひかりクレストキャット
・おとひめEP1
───混泳
(同種)○小さなうちから飼育すれば問題ありません。
ただし、体格差のある個体同士は混泳に向きません。
(他種)×食性が生き餌を好む肉食ですので混泳できません。
───飼育ポイント
・水面から飛び跳ねてしまうので、蓋などで防止してください。
・隠れ家となる石、土管などを設置すると良いです。また、枯葉の下に隠れていることもあるので、レイアウトに使用するのも良いです。
・高水温に弱いので、水温の上がらない場所に水槽を設置することやクーラーを使用するようにしてましょう。
・本来夜行性の魚ですので、夕方以降1回に食べきれる量を給餌するのがお奨めです。(日中でも活動していますので餌は問題なく食べます)