日本固有種。ずんぐりとした体型で大きくなっても6cmほど、まれに 大型のものでは7cmを超えます。 中層や上層を泳ぎ回り、他のドジョウ類とは異なり砂に潜ることはほとんどありません。湧水の流れる湿地帯や小河川の水草の多い場所に生息していますので、 水草の生い茂る場所を好みます。飼育の際は多めに水草を入れてあげると良いです。比較的高水温に強くないので、水温が上がらないようにするなど、その点には注意が必要です。
───えさ ※一例
・川魚のエサ
・沈下性の人工飼料
・冷凍赤虫(ミジンコ等) など
───混泳
(同種)○
(他種)○同程度の大きさで温和な性格の淡水魚と混泳できます。
流れの緩やかな場所に生息している淡水魚がよいでしょう。
×中型以上のフナやコイ類との混泳はお奨めしません。
底砂と一緒に口に含んだ際食べられてしまうことがあります。
また、エビ類など口に入るサイズですとまれに食べられてしまうことがあります。
───飼育ポイント
・高水温に弱く、冷却ファンの設置や水温が上がらないような場所に水槽を設置するなどしてください。
・生息環境に近づけるよう水草を多く入れ、石や流木など隠れ家を作るようレイアウトを工夫すると良いです。
・自然界ではアブラハヤ、モツゴ、ヒガシシマドジョウなどと同所で見られることが多く、混泳飼育もお奨めです。
・水質の悪化には敏感で、1週間~10日に1度 1/3程度換水するサイクルで長く汚れた状態にしないようにしてください。換水することで調子よく飼育することができます。