西太平洋沿岸、日本では本州中部以南に分布している淡水・汽水性の巻貝です。
成貝は2.5cm程度、両側回遊性で、孵化した幼生は海に下って、幼貝になると川に上ってくるため、水槽内で孵化はしませんが、水槽壁面に多数の卵嚢を産み付けます。
孵化せずそのままの状態となってしまうため、スクレーパーなどで取り除くと良いです。
観賞用としては、水槽内の苔取り役として力を発揮してくれます。混泳している魚の餌や排泄物等からイシマキガイのエサとなる有機物などが発生します。殻の成分は炭酸カルシウムで、カルシウムイオンの多い水質を好みますので、牡蠣殻などの貝殻等カルシウム源となるものを入れると良いです。
───えさ ※一例
※専用のエサは与えていません。
水槽壁面の苔や発生した有機物などを餌として食べています。
───混泳
(同種)○
(他種)○(※本種を餌とするフグや大型魚とは混泳できません)
───飼育ポイント
ひっくり返ると自力で戻ることができないので、戻してあげる必要があります。
まめに水を換えたり、管理している水槽ですと、エサを発生させる有機物が不足してしまいます。
水槽上面までのぼり蓋の隙間から脱走することがあるので、注意が必要です。