本州、四国、九州に分布し、河川の河口域から上流域、湖沼に生息しています。
最大体長は約9cm。オスの第2胸脚(ハサミがある)は左右形と大きさが同じです。
ハサミには多数の剛毛があります。
体色は暗緑色、褐色など、頭胸甲(頭にみえる一部分)には不明瞭な斜横帯があります。
小卵多産型。頭胸甲にある棘の部位とオスの第2胸脚が著しく発達することが同科のスジエビとの見分けとなります。
※本種には、一生を淡水域で生活する陸封型(湖沼型)と幼生期を海で過ごす両側回遊型(汽水型、河川型)の両タイプがあります(遺伝的には、湖沼型と、汽水が対・河川型の2群)。
───えさ ※一例
沈下性人工飼料
・ひかりヌマエビ
・ひかりクレストキャット
・おとひめEP1 など
雑食性で水槽内、水草等についたコケ、他の魚の食べ残しなども食べます
───混泳
(同種)○
(他種)○温和な性格の淡水魚(場合によってはホトケドジョウは食べてしまうことがありますので要注意)
×肉食性(ナマズ、オヤニラミ、ギバチ、ハゼ類などはエサとする)の淡水魚、口に入ってしまうサイズの魚とは混泳できません
───飼育ポイント
・脱走してしまうことがあるので、蓋などで防止してください。
・換水することで調子よく飼育することができます。
・レイアウトには石組みや流木、塩ビパイプを利用し隠れ家を作ると良いです。