日本固有種で、富山県、長野県、岐阜県、福井県、滋賀県、京都府、三重県、大阪府に分布、山間の河川の上・中流域の早瀬〜平瀬の礫底、岩や礫間に生息しています。
体の模様は点列、縦帯、虫食い状と、地域や個体によって異なります。
他のドジョウと比較して、体が細長く、唇には目を通る暗色斜体がない、口は真一文字に開き吸盤のようになっているなどの特徴があります。
標準体長は7cm、10cmほどにもなります。冬期は伏流水中に潜り込みます。
自然界では岩に付着している藻類を食べており、ドジョウの中ではもっとも美味とされています。
───えさ ※一例
・沈下性の人工飼料
・冷凍赤虫(ミジンコ等)
そのほか、底に沈んだエサの残渣など何でも食べます。
───混泳
(同種)○
(他種)○同程度の大きさで温和な性格の淡水魚と混泳できます。
流れの緩やかな場所に生息している淡水魚がよいでしょう。
×中型以上のフナやコイ類との混泳はお奨めしません。
底砂と一緒に口に含んだ際食べられてしまうことがあります。
また、エビ類など口に入るサイズですとまれに食べられてしまうことがあります。
───飼育ポイント
・水槽飼育の場合、水面から飛び跳ねてしまうので、蓋などで防止してください。