国内では北海道にもともと分布、国外ではシベリア〜中国東北部、朝鮮半島などに分布しています。近年、国内では東北地方にも移植されています。河川中流域〜下流域の砂礫底や砂底、場所によっては砂利のあるところに生息しています。
標準体長は8cmほど、大きいものでは20cmにもなるものもいます。
体色は黄褐色で、多くの場合暗褐色の虎柄のような斑紋が頭部や体部にみられ、特徴の一つです。
産卵期は4〜7月、きわめて強い粘性の卵を産みます。
自然界では水生昆虫を中心に、雑食性で何でも食べます。
※ほかのドジョウ類とは異なり、砂に潜ることはほとんどありません。
───えさ ※一例
・川魚のエサ
・沈下性の人工飼料
・冷凍赤虫(ミジンコ等) など
───混泳
(同種)○
(他種)○同程度の大きさで温和な性格の淡水魚と混泳できます。
流れの緩やかな場所に生息している淡水魚がよいでしょう。
×中型以上のフナやコイ類との混泳はお奨めしません。
底砂と一緒に口に含んだ際食べられてしまうことがあります。
また、エビ類など口に入るサイズですとまれに食べられてしまうことがあります。
───飼育ポイント
・水槽飼育の場合、水面から飛び跳ねてしまうので、蓋などで防止してください。
・エサの残渣など底層の掃除役となり、タンクメイトとして力を発揮してくれます。
・砂に潜る習性があるので、細かな砂礫の底砂が良いです。